第1期「プロフェッショナル養成コース」受講生募集要綱
2016年4月より、プロフェッショナル養成コースが開講致します。
つきましては、第1期(2016年4月~2017年3月)のプロフェッショナル養成コースの受講生を募集致します。
<コース内容・募集枠>
対象:音楽大学卒業生、音楽大学生、または同等の実力を有する者で、国内・国際コンクール及びオーケストラオーディションでの成功を目指す者
定員:最大20名
内容:要綱中の「プロフェッショナル養成コース」に記されている通り(このページ下にも転載)
クラス:【A】コンクール準備クラス:計12日間
【B】指導者養成コース:12日間
【C】演奏向上・完成クラス:計12日間
【D】聴講生
(各コース内容は要綱を参照)
クラス選択方法:
受講生(聴講生でない)は、上記【A】【B】【C】の中から、1つ、2つ、3つ、のいずれの数・組み合わせでもクラス受講選択が可能。
(例①:A,B,C全て受講 例②:AとBを受講 例③:BとCを受講 例④:Aのみ受講 など)
受講費:
・受講生:
入学金 : 50,000 円
- 12 日間(1クラス) : 200,000 円
- 24 日間 (2クラス): 400,000 円
- 36 日間 (3クラス): 500,000 円
・聴講生:100,000円(全クラスの聴講可)
<お申し込み方法>
a)b)
a) 履歴書による選考:
当音楽院ウェブサイト上での申し込みまたは郵送
応募フォーム(このページ下)に必要事項を入力し、送信してください。
応募申込み:2015年10月日必着
b) オーディションによる選考:
日時:2015年10月28日(水)14時~
場所:ヤマハアトリエ東京
(〒104-0061 東京都中央区銀座7-10-14 / ヤマハ銀座ビル別館)
課題曲:2015年8月末に本ウェブサイトにて提示
※ピアノ伴奏者は各自同伴、または当音楽院公式伴奏者へ依頼も可能
オーディション申し込み:2015年10月25日必着
プロフェッショナル養成コース第1期(2016年4月-2017年3月)お申し込みフォーム
※ご連絡は主にメールにて致しますので、メールアドレスのご入力のミスのないようお願い致します。
以下、要綱より「大学準備コース」内容を抜粋、転載致します。
■クラスの組織図:(プロフェッショナル養成コース)
1- プロフェッショナル養成コース:
4年間の大学を終え、プロフェッショナルの音楽家として生きようとする学生のためのコース。
3つの特別なクラスを設置:
A - 国内・国際コンクール及びオーケストラオーディションへの準備クラス
- コンクールのプログラムへの対処を学ぶ
コンチェルトにおいてもオーケストラスタディにおいても、そのマネージメントは緻密でプロフェッショナルなものでなければならない。オーケストラの伝統的な特色について学ぶ。
- ストレスのマネージメントを学ぶ
ストレスやあがりについて学び、セルフコントロールについて学ぶ。集中について学ぶ。リラクゼーションや「はら(腹)」の技術へのアプローチ。
- 競争の中での自己評価の仕方を学ぶ
常に自己評価をすることができる事は発達に必要なことである。どのように自己を評価していくか?どのような方法で?
- 自己の人間性や特質を発見し発達させることを学ぶ
それぞれの人間は強みと弱みを持ち、我々は自分のどこに価値を置くことができそうかを分析する必要がある。特質どのように生かしていくかを学ぶ。
- 自己を拡げプロフェッショナルとなることを学ぶ
世界の音楽家とコンタクトを取ることや知識を交換することを学び、自分の仕事の価値を知り、自分自身のビジネスを創り出すことを学ぶ。
B - 若い学生(小中高レベル)及び上級レベルの学生への指導者養成クラス
- 教育法に関する一般的なアプローチ
方法論、教授法、専門的知識、心理学。
- レパートリーの知識
それぞれの習得過程に適切なレパートリーの発見
- 専門的・教育的資料に関する知識
新しい特定の指導教材の発見:心理学、呼吸、メンタル、等
- クラスやグループのマネージメントを学ぶ
教師の役割はある特定のレッスンにとどまるものではなく、クラスはダイナミックでなくてはならず、クラスはともに学びともに進化していくものである。
- グループレッスン法を学ぶ
グループ管理のシチュエーション。グループレッスンの長所と短所とは何か。個人レッスンとグループレッスンの比較。マスタークラスの役割
- 基礎的な心理学を学ぶ
一般的な心理学へのアプローチ。問題の原因をいかにして解決するか。生徒について考えるノウハウ。
C - 演奏テクニック及び表現力向上、レパートリー拡大、フィジカル・メンタル両面の管理 のためのクラス
- 長いプログラムのマネージメントを心理的側面においても身体的側面においても学ぶ
ストレスマネージメント、呼吸、ソフロロジー(リラクゼーションセラピー)、集中
- コンサートプログラムの作り方
コンサートプログラムは、様々な基準によって作られる。自分の技術、コンサートの場所、伴奏者、演奏を届ける聴衆のタイプ。
- 現代レパートリーの発見
現代レパートリーを学び、それに関連する特殊なテクニックを学ぶ。
- バロック音楽へのアプローチ
バロックの演奏法、ルール、スタイルを知る。ナチュラルトランペットへのアプローチ。
- トランペットの技術の深い理解
特定の技術の解説とエチュード:Stamp, Caruso, Spauldingなど、ペダルトーンの理解と、超高音域。
- 様々なスタイルの理解
古典、バロック、中世、現代の各時代に応じた演奏スタイルを学ぶ。同時に、国や地域、大陸の特性によるスタイルを学ぶ。異なるスタイルへの文化の影響。
特典:海外著名演奏家による特別マスタークラス
■当音楽院の運営:
1−プロフェッショナル養成コース
学期:
4月開始の1年間
人数:
年間最大20人(必要に応じて変更)
コース:
学生は一人ずつ演奏するが基本的には同クラスの学生の前で行う。フランスの音楽院で行われている形態。
コンクール準備及び指導者養成においてはこのグループレッスン形態が非常に重要である。
コース期間:
組織の状況に応じて、演奏向上・完成クラスの生徒10名ごとに1日ずつ、または、5名ごとに半日ずつ。
コンクール準備クラスと指導者養成クラスは全て1日。
クラス頻度(年間):
コンクール準備の為のクラス(12日間)
演奏向上・完成クラス(12日間)
指導者養成クラス(12日間)
特別マスタークラス:
招待ソリストによる特別マスタークラスの無料受講
フランスでのエリック・オービエによるマスタークラスの無料受講
当音楽院によって上記以外の音楽プロモーションの為の補足的マスタークラス及びイベントを随時開催
教授陣によるクラス分担:
エリック・オービエ:
学期の初めに18日間の指導(受講生数に応じて年間4~6回のセミナー)。
アンドレ・アンリ:
年間合計18日間(半日ごと)
4- 受講生の募集方法
1/ プロフェッショナル養成コース
a) 履歴書による選考:
毎年4月から10月の間
当音楽院のホームページ上での申し込み
履歴書送付(参加動機を明記した書面付で)
b) オーディションによる選考:
オーディションは毎年一回10月に行うものとする
課題曲はオーディション開催の2ヶ月前に提示
5 - コンサート
全受講者対象に年一回東京のコンサートホールで大コンサートを開催
6 - クラス開催場所
当音楽院のクラス開催場所は東京を予定しているが現在はまだ確定していない。
予定:
ダク、ドルチェ楽器(東京)、ヤマハ、公共施設
7-受講内容提案:
1 / プロフェッショナル養成コース
受講生:
- コンクール準備クラス(合計12日間)
- 演奏向上、完成クラス(合計12日間)
- 音楽指導法クラス(合計12日間)
- 招待ソリストによる特別マスタークラス
1~3回程度の補足レッスン及びマスタークラスの参加機会
上記受講内要のクラス及びマスタークラスへの聴講生パスも可能
■受講費:
●受講生:
入学金 : 50,000 円
- 12 日間 : 200,000 円
- 24 日間 : 400,000 円
- 36 日間 : 500,000 円
- 招待ソリストによるマスタークラス:無料
- フランスでのマスタークラス:無料(受講日数が最低24日間の受講生対象)
●聴講生:
全クラス、特別マスタークラス及びフランスでのマスタークラス参加可能な聴講生パス:100,000 円
■当音楽院のコンクール:
当コンクールは毎年4月にプロフェッショナル養成クラス受講生対象に行われ当コンクール優勝者のプロモーション及び以下の副賞を与える。
●副賞:
- フランス・ボーヴェでのマスタークラス参加・滞在費用(旅費、滞在費、マスタークラス)
- 日本トランペット協会の協力で東京でオーケストラとのソリスト共演
- フランス・ボーヴェでのエリック・オービエとのコンサート
■ディプロマ:
受講満了には受講内要に応じた終了認定証を与える。
以上